賃貸アパート建築など、土地活用の検討が進むと具体的な企画プランや工事費の話が出てきます。そのときに大事なのはまずその計画そのものが実現可能なものかどうかを慎重に検討しておくことです。
建設会社さんは、「建築にかかる費用」を積み上げて工事費を出してきます。でもあなたにとってより大事なのは、「そこから毎月いくら収入が生まれるのか」のはずです。いくらいい建物を建てても収支が赤字では意味がありません。まず必要とする手取り収入額を考えてましょう。予想される設定家賃や自己資金、借入金利、返済期間等からみて、目標工事費はおおよそいくら程度にしなければならないか?
ただし「とにかく安ければいい」というものでもありません。建物グレードを下げれば取れる家賃もおのずと下がります。計画で設定した家賃を得るのに必要なグレード・設備・仕様のアパートを建設するにあたり無理のない工事費かどうかを検討することもポイントです。
収支から見て妥当な工事費を知るためには、以下の項目を知る必要があります。


![]() 周辺物件を調査した結果、私どもが自信を持って設定出来る家賃は、このプランですと9万円です。仮に空室率が10%となっても毎月30万円は可能です。 (…などと言って、工事費と家賃と収入の関係をしっかり説明して、試算してくれる業者さんはよくわかっています) |
![]() 今の計画で行きますと……(と事業計画書を見ながら)……あー毎月28万円になっていますね。少し足りないですけど…いいですよね???私は、社に戻りまして何とか企業努力で工事費が下げられないか社長に交渉してみます。何とかこれでよろしくお願いします!(深々と礼!) (…知りたいのは得られる収入に見合う工事費かどうかなのに…。値引き交渉しているわけじゃないんだけどなぁ。) |
![]() 大丈夫…???だと思いますよ。我が社は最新・最強の○○工法を採用していますので、1億円でも安いくらいですよ。我が社のモットーは「技術で信頼にこたえる○○建設」ですから、安心してください。そもそも我が社の歴史は……(長時間続く) (建物の話と自社の自慢話以外出来ない人ってたまにいますね。要注意です!) |